同仁堂丹七片は活血（血の流れを良くすること）、化於（血を解消すること）の作用があります。丹七片は狭心症･冠性心疾患、めまい･頭痛･挫傷･打傷撲･生理痛などに用いられます。

天士力グループの説明

　中国政府は2003年に世界標準の適正農業規範（GAP）をスタートさせました。天士力グループの栽培基地は、そのGAP第1号として認定されました。この適正農業規範認定である栽培基地では、主に「丹参」が栽培されています。

　丹参は、最古の薬物学書「神農本草経」にも記録ており、血流を促し血行不良を改善する効果があると認められています。日本でも話題になった『血液さらさら健康法』は、血流を活性化させ心臓病や高血圧症を防ぐというものでしたが、「丹参」はまさしくこの血液さらさら効果をもたらせる、漢方の基本となる薬草なのです。

　複方丹参滴丸は発足時からタスリーの主力製品であり、世界16カ国で販売される『複方丹参滴丸』は「丹参」を主成分とする薬剤です。「丹参」は血液と微小循環の流れを高め、人のからだと自然を調和し本来の健康状態に保ちます。「丹参」がもたらせる効能こそ予防医学の基本であり、そのもっとも基本的な薬剤が『複方丹参滴丸』です。

　世界基準に則り、完璧な品質管理を可能とする栽培基地、最先端の生産工場施設、そこから生み出される『複方丹参滴丸』は、今日も世界中の人々の健康に貢献しています。

【成分】

　丹参（タンジン）、三七（田七人参）、氷片（リュウノウ）

【特徴】

　本品は褐色の丸薬で、丸剤外側の薄いコーティングを剥がすと茶色〜褐色になります。香りは香ばしく、味はほろ苦いです。

【主な効能】

　活血し、瘀血（おけつ）を解消。「気」の巡りを整え、痛みを止める。気が滞り瘀血による息苦しさ、めまい、動悸、胸の痛みの解消を目的とする。狭心症・心筋梗塞症のある方へ。

【用法用量】

　1回10粒、1日3回水または白湯にて服用。または舌下服用。28日間は一つの治療期間として改善症状を確認してください。

　または医師に相談してください。

※「気」・・・目に見えないが、人の体を支える原動力のようなもの

※「血」・・・全身の組織や器官に栄養を与えるもの

【規格】1粒の重さは27�r

【保存】密封（10〜30℃）

【副作用】まれに胃腸不調の症状がみられる

【禁忌】該当するものはまだ確認されない

【注意事項】妊娠中は慎重に服用しなければならない

同仁堂活血通脈片は冠状動脈が硬化することに引き起こす狭心症によく効く漢方薬です。活血通脈片は薄い糖衣錠剤で、薄い糖衣を除いで黄褐色を現します。やや香りがし、味が少し苦いです。
　同仁堂活血通脈片は活血（血の流れを良くする）、通絡（経絡の気の流れを良くすること）、強心（心の機能を強化すること）、鎮痛（痛みを解消すること）の作用があります。冠状動脈が硬化するとこによる狭心症、息が切れそうになること、心気不足（心が血液循環を推動する機能が不全）、鬱血による痛みなどによく用いられます。

同仁堂愈風寧心片は生薬の葛根を君薬として、高血圧症の改善や高血圧症による冠状動脈性心臓病の改善効果がある漢方薬です。
　同仁堂愈風寧心片は解痙（痙攣を解除すること）、止痛（痛み止め）、脳と冠状動脈の血流量を�揄ﾁする作用があります。高血圧によるめまい、頭痛、頸項疼痛、冠性心疾患、狭心症、神経性頭痛、早期突発性の難聴などに用いられます。

同仁堂営心丹は養心（心の機能を高めること）、通脈（脈拍を強くすること）、鎮靜（緊張感・興奮感・いらいら感を解消すること）、止痛（痛み止め）の作用があります。心気不足（心が血液循環を推動する機能が不足している）や心陽虚（心気虚で虚寒を呈するもの）による胸悶、動悸、心痛に用いられます。同仁堂営心丹は表面が黒色の水丸で、やや香りがあります。その黒色の薄い膜を取り除くと茶褐色が見えます（薄い膜が一緒に服用可能なので、わざわざ取り除く必要がありません）。

同仁堂冠心蘇合丸は深い褐色の水蜜丸で、香りがあり、味が苦・涼です。冠心蘇合丸は理気寛胸(胸を広げて、気の流れがよくなること)、止痛（痛み止め）の作用があります。息苦しい、胸痛、息切れ、冠状動脈性心臓病、狭心症などに用いられます。