性器の大小は男性にとってとてもデリケートな悩みです。意識もしていないのに、気がつけば他人と比較してしまったり、知らずうちにコンプレックスになってしまっています。そんな他人よりもペニスが小さいことに悩みを抱いている男性からの相談です。 30代男性からの相談:「ペニスの太さに悩んでいます」昔からペニスが他人よりもすごく細くて小さいことに悩んでいました。これは何故そうなるのでしょうか。人にはなかなか相談できなくて悩んでいたのですが、最近はペニス増大サプリなんかが出ています。でも高いですし、本当に効くのかが不安で今まで一度も手を出していません。このようなサプリは実際に効果がありますか。それとも他の方法でどうにかなるのでしょうか? 市販のサプリメントへの効果はあまり期待できない?成長期を過ぎると男性ホルモンの投与の効果は期待できず、市販のサプリメントの多くは効果が薄いといえるようです。しかし、ペニス増大の手術も存在するとのこと。 サプリメントなどで男性ホルモンを含むものなど売られておりますが、一般に性器の成長・発達は、あくまで第二次性徴が始まる思春期からの成長の話です。身長や手足の長さ同様、通常は身体の成長が止まりましたら、その後いくら男性ホルモンを投与しても期待できないと思っていたほうが良いと思います。 市販されているサプリメントのほとんどは効果が疑わしいものですが、男性ホルモンが含まれているものも見られます。またペニスを大きくするような手術を行っている病院もあります。まず泌尿器科かホルモン外来を受診されて、医師に相談してみるのはいかがでしょうか。 ペニスの大小には病的な因子が関係することも。病的な因子が関係することもあるようです。とはいえ、成長期に声変わりや身長などの発達があった場合は、その可能性は低いといえます。 病的なものもあります。人には第二次性徴(声変わり、陰毛の発毛、筋肉や性器の発達、射精など)が思春期に始まります。このときに、内分泌系の機能不全や睾丸の発育不全により、第二次性徴が発現できない場合があると言われております。何か病的な因子を持っていないのであれば、また声変わりや身長の発達があったのであれば、正常な第二次性徴は起こっていると考えられるので陰茎の大きさは異常なことでなく、個性であるといえます。 他人には相談できないコンプレックスとなりうる性器の悩み。男性の場合、大小だけでなく、包茎といった悩みも多いのが実情です。病的な因子によるものでなければ、個性として捉える気の持ち方も大切です。 |