「子ども欲しい」8割、「35.5歳までに…」

「いつかは子どもが欲しいけど、今は彼もいないし…」「周りに働くママはいるけれど、今の自分には仕事と育児の両立なんて無理…」。

　働く女性にとって「産むこと」は人生の一大イベントだ。仕事やプライベートでやらなきゃいけないこと、やりたいことがまだたくさん残っている状態で、この一大イベントに踏み出す決断をするには勇気がいる。とはいえ、「いつまで産める？」という不安もよぎる。

　「日経ウーマンオンライン」のＯＬ総研では、シングル・ディンクスの働き女子、既に子どもがいる働くママそれぞれに、「産んで働く」に関するアンケート調査を実施した。子どもは何人欲しい？　何歳までに産みたい？　両立は何が一番不安？　女性たちの本音と実態を探ってみた。

このコンテンツは、連載（働き女子の妊活2011）にて掲載したものです

20代も30代も、今から4年後に子どもが欲しい（シングル・ディンクス向けアンケートより）

　「今すぐ欲しい」「今はいらないが近い将来欲しい」「今はいらないがいつか欲しい」と答えた人は合わせて82.6％。8割以上の女性が「欲しい」と答えている。

　さらにシングル・ディンクス（未婚・既婚）でクロスをかけると、シングルの人は「今すぐ欲しい」―12.7％、「今はいらないが近い将来欲しい」―41.0％、「今はいらないがいつか欲しい」―21.5％。合わせて75.2%の人が「欲しい」と回答した。一方、ディンクスの人は「今すぐ欲しい」―52.5％、「今はいらないが近い将来欲しい」―31.3％、「今はいらないがいつか欲しい」―3.5％で合わせて87.3％の人が「欲しい」と回答し、「今すぐ欲しい」人が半数以上とシングルに比べてより一層切実な思いを感じる。