インフルエンザ：県内全域に警報　／神奈川

解毒効果が優れている板藍根を主材料として加工した薬です。中医臨床でも、インフルエンザ、扁桃体炎、流行性耳下腺炎、伝染性肝炎等温熱毒邪による症状によく使うくすりです。

同仁堂加味藿香正気丸も夏の保健薬と呼ばれます。夏の感冒、暑さによる食欲不振・下痢（泄瀉）・全身倦怠、胃腸型感冒、インフルエンザ、急性胃腸炎、胃・十二指腸潰瘍、慢性結腸炎、食中毒、流行性耳下腺炎などで湿困脾胃を呈する方、中暑（暑さ当たり）、小児の食滞による咳嗽、小児のいぼ（顔面や手足に多発する疣）、歯痛、水あたりに用いられます。とくに夏季に冷房・扇風機にあたり過ぎて頭痛、発熱してかぜをひいた場合とか、寝冷えをしたとか、胃腸の調子がくるって食欲を失い、お腹が痛い、下痢をするといった場合に、「湿邪」（しつじゃ）の障害を取り除く働きがあってよく使われます。常用すると胃腸を整え、心身を爽快にします。

同仁堂加味感冒丸は北京同仁堂から造られた緑っぽい褐色の水丸で、やや香りがあり、味が苦です。本商品は清熱（熱邪を解消すること）、散風（風の邪気を追い出すこと）、解表（発汗させること）、止咳（咳をとめること）の作用があります。内熱がありながら、外部から寒邪を受けられるによる頭痛、悪寒、発熱、咳嗽、鼻水、咽が疼痛、体がだるくなどに用いられます。

同仁堂解熱感冒片は清熱（熱邪を解消すること）、解毒（体内の毒素を解除すること）の作用があります。外部から寒邪を受けられるによる頭痛、鼻詰まり、鼻水、発熱、悪寒、嗄れ声、咳嗽、咽が乾く痛いなどに用いられます。

同仁堂黄連上清片60錠は北京同仁堂から造られた薄い膜がある錠剤で、その薄い膜を取り除くと茶褐色の中身が見えます。黄連上清片は香りがあり、味が苦です。
　同仁堂黄連上清片60錠は散風（風の邪気を追い出すこと）、清熱（熱邪を解消すること）、通便（便通を良くすること）、止痛（痛み止め）の作用があります。めまい、歯の痛み、口内にできものができ、のどの腫れ痛み、耳鳴り、耳の痛み、便秘、小便（量が少ないが、色が濃い黄色あるいは赤い）に用いられえます